チューダー、ダカールラリー2025のオフィシャル・タイムキーパーに就任!
2025年のダカールラリーは、サウジアラビアの最も荒涼とした地域を横断し、14日間以上、数千キロメートルにわたる過酷なレースである。そして今、チューダーはこの伝説的なレースのオフィシャル・タイムキーパーを務める。
2026年6月10日
プロのモータースポーツ関係者に世界で最も過酷なレースは何かと問えば、おそらく誰もが同じ答えを返すだろう。すなわち、ダカールラリーである。このレースに挑むことは、地球上で最も過酷な環境の一つにおいて、すべてを賭けることに他ならない。2025年大会は、1月3日から17日にかけてサウジアラビアのビシャで始まり、シュバイタで幕を閉じる予定である。しかし、その真髄はスタートとゴール地点にあるのではなく、その中間、あるいは中間には存在しないもの、すなわち文明の欠如にある。ルートは、地球上で最大の砂漠地帯であるエンプティ・クォーターを横断する。そこは人が住むことのない、過酷な不毛の地である。この過酷な地形を横断するチームを支援するサポートトラックでさえ、独自のクラスで競い合うほどである。ダカールラリーにおいては、通常のレースとは一線を画す運営がなされているのだ。
レースは「ラリーレイド」形式を採用しており、チームはルートマップが記載されたロードブックのみを頼りに広大な悪路を横断する。時には12時間ぶっ通しで走行し、ルート沿いにはスペシャルステージが設けられている。全ルートの計時に加え、48時間クロノやマラソンステージといったスペシャルステージには独自の計時ルールが適用されるが、そこでチューダーがその役割を担う。
チューダーは、本イベントのオフィシャル・タイムキーパーを務め、全ステージにおいて一秒たりとも見落とすことなく、そのすべてを正確に記録する。
このような過酷なレースにおいて、計時は絶対不可欠である。それはスピードだけでなく、耐久性が問われるからだ。通常のダカールラリーに加え、チューダーはダカールクラシックのオフィシャル・タイムキーパーを務める。ダカールクラシックとは、2005年までのダカールラリーに出場した車両を特徴とする、同時開催の並行レースである。
現在「ダカール」として知られるこのレースは、フランス人モーターバイクレーサー、ティエリー・サビーヌが1977年のアビジャン=ニース・ラリー中に道に迷い、サハラ砂漠で立ち往生した瞬間に遡る。彼は最終的に救助されたが、砂漠がいかに過酷で容赦ないものであるかを目の当たりにした。そして、この経験が、後に世界で最も過酷なレースとなるものの中心テーマとする着想を与えたのである。1978年、第1回パリ=ダカールが開催された。以来、その名称は単にダカール・ラリーへと変更された。
チューダーはレースにおける長い歴史を築いてきた。1960年代後半のTudor Watch Racing Teamに始まり、最近のIMSA TUDOR United SportsCar Championshipに至るまで、モータースポーツの黄金時代に優勝チームをサポートした。そして2025年、チューダーは地球上で最も過酷なオフロードレースであるダカールラリーのオフィシャル・タイムキーパーを務める。
EXTREME SCENES FROM THE DAKAR RALLY AND THE DAKAR CLASSIC